人魚のしっぽをモチーフにしたラリエット。
艶やかなニャンドゥティと、泡をイメージしたキラキラのガラスビーズが目をひく作品です。
チェーンの長さは80cm。
留め具を端へ動かせば、頭からすっぽりかぶって身につけていただけます。
胸元の少し下にモチーフがくる長さです。
8月の限定色のテーマは”トロピカル”
"海辺”“トロピカルジュース”"南国”
そんなキーワードを頭に浮かべながら糸やビーズの色を選んでいきました。
まず真っ先に決めたのは、ポイントになるしずくビーズ。
これは絶対にオレンジにしよう!と決めていました。
次に決めたのは、青い海の水色。これはすそのガラスビーズに取り入れました。
一番悩んだのは、全体の色合いの印象を決めるたて糸の色。
南国フルーツのようなオレンジ・ピンク系にするか、
椰子の木のようなグリーンにするか…
いろんな色を並べて"あぁでもない、こうでもない”と選んだ結果、
採用したのは明るい黄緑色。
夏の強い日差しにそよぐ葉っぱの色をイメージしました。
結果、黄緑×オレンジ×水色、とそれぞれ全く違う色が揃いました。
でも、その三者三様の色合いをまとめてくれるのが、よこ糸。
ゴールドベースのラメ糸ですが、オレンジや水色が混ざっているので、他の色たちをほどよくつなぎ合わせてくれました。
最後に決めたのが、作品名。
最初は、テーマそのままの《トロピカル》にしようと思っていたのですが、
完成した作品を眺めていると、どうしてもオレンジのしずくビーズがオウムのクチバシに見える…
南国のオウムやインコって、とっても鮮やかな色ですよね!
そして“クチバシ”と思うと、たて糸の色合いもなんだかオウムの羽毛みたい!
そうなると、もう《オウム》にしか見えません。
そんなこんなで、《オウム》という泡沫のラリエットが誕生しました。
Sunny Lab.としては勇気を出した配色。今までにない色合いになりました。
チェーンの色は、糸に合わせてゴールド色です。
鮮やかな色合いなので、夏の白Tが一番映えると思います!
ニャンドゥティ自体は刺繍糸でできています。
それだけでは軽すぎて、お洋服にひっかかって浮いてしまうので、
ニャンドゥティの縁にガラスビーズを入れて、胸元に落ち着くよう、程よい重さを加えています。
軽くて肩こりはしないけれど、軽すぎずいて欲しいところにいてくれる。ちょうど良い重さのラリエットです。
<サイズ>
ニャンドゥティ(大きいしっぽ):たて 約5.5cm、よこ 約3.5cm
ニャンドゥティ(小さいしっぽ):たて 約4.5cm、よこ 約2cm
ガラスビーズ(全体):たて・よこ 約1cm
<ニャンドゥティとは>
パラグアイの伝統的なレースで、現地のグアラニー語で「クモの巣」という意味があります。
ピンと張った布を土台にして経糸をはり、緯糸で織ったり結んだりして模様を作ります。
糸でできた作品ですが、糊付けをするためしっかりしたハリのある作りになります。
ニャンドゥティは、織りや結び、格子模様など、伝統的な模様だけで300以上あるといわれています。その中から、Sunny Lab.では、アイテムの大きさや用途に合わせて模様を組み合わせたり創作したりして制作しています。
<ご注意ください>
ニャンドゥティは制作の過程で糊付けをしているため、水濡れに弱い作品です。
濡れた場合、質感が柔らかくなったり、経糸がヨレたりする場合があります。
身に着けたままの入浴、プール、海水浴などはお控えください。
雨天の場合は、ご自身がずぶぬれにならない程度の雨であれば大丈夫です。